40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

しっかりとした味付けと食感重視の硬派なモーニング@高木珈琲(京都市 四条烏丸)

京都・四条烏丸で宿泊した翌朝、散歩しながら見つけたのは喫茶店でモーニングを食べることにした。やや古ぼけた青い軒先テントには「高木珈琲店」とある。

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店内は想像どおりクラシカルな雰囲気。男性2人が切り盛りをしている。ちなみに、期待を裏切らず喫煙可である。

この日、昼食をいつ食べられるか分からない予定のため、迷わず680円のモーニングをオーダー。

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コーヒーにトースト、ポテトサラダ、スクランブルエッグ、ソーセージと、グリーンな野菜など見あたらない硬派なラインナップ。

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弾力あるトーストには塩味の効いたバターがたっぷり。硬派である。

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しっとりしたポテトサラダはマッシュされていない大き目のポテトが混じり、食感に訴えかけてくる。硬派である。

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ソーセージは噛むとパリッとしている。ボイルしているのではなく、軽く揚げてあるようだ。硬派である。

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コーヒーはクラシカルな風味で苦味が前面に出る。硬派である。

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全体的にしっかりとした味付けと食感を重視している点が統一されているのがいい。朝から続々と入ってくる人たちで支持されていることもよく分かる。
 

烏丸通りを渡って少し東に入ると道幅が狭くなり、古い建物も残っている。朝の散歩にちょうどいい。

打ち水を至るところで見かけるのは京都ならではか。

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中華粥と具がぎっしりの点心を、新橋でリーズナブルに@花茶坊

仕事で梅雨入りした東京に向かった先日のこと。午後からの打ち合わせを終えて、仕事仲間のAさんから夕食に「中華粥とかどう?」と誘われて二つ返事で了承した。中華粥なんてなかなか食べる機会がないため、そのワードを聞いただけでテンションが上がってしまったのである。

 

新橋の駅から7〜8分ほど南(汐留方面)に歩いたところに目的の花茶坊はあった。道を挟んで反対側にあるスープカレーの店やおでんの店にも惹かれるが、初志貫徹。

幟が立っていたり、入口付近にメニューがペタペタ貼られていたりと、大衆的な雰囲気にあふれている。

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店内はテーブル3つとカウンターだが、先客の3組はいずれも20〜30代とおぼしきカップル。店の外観からはおそよ想像のつかない客層だ。 

 

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Aさんにすすめられるまま、点心セット(800円)をオーダー。ほどなく運ばれてきたトレーには、中華粥、せいろにに入った点心、チンゲンサイ、ザーサイが載っている。 

 

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中華粥はごま油が垂らしてあるのと、多少の塩以外の味付けはされていない。テーブル上にある塩、醤油、豆板醤、酢、練がらしなどで味を調整して楽しむスタイルらしい。個人的には酢と豆板醤の組み合わせが好みだ。そして、時間の経過とともにしんなりして粥になじんでくるレタスがいいアクセントになっている。 

 

 

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焼売3種はいずれも具がぎっしり入っていて食べ応えがある。それぞれ、海鮮(黃)、野菜(緑)、肉(白)。えび餃子?ワンタン?(写真右端)はエビのみを包んだシンプルなものだが、逆にエビの味が際立つ。

点心の味付けも想像するよりもあっさり目。必要であれば、醤油や酢で、ということだろう。私はそのままでちょうどいいくらいだった。

 

写真では分かりにくいが中華粥の丼は深さがあり、ある程度は水分が占めるとはいえ結構なボリュームなうえ、点心も具だくさんである。中華粥だと高を括っていたが翌朝まで空腹を感じることはなかった。この味と量で800円はお得。

周りのカップルは点心や中華粥を単品でいくつか注文し、アルコールとともにシェアしながら食べていた。夜はこうした使い方をされる店なのだろう。

他のメニューも期待できるので、これは再訪したい。

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特別展「茶の湯」で茶器を堪能し、考古展示室で人物埴輪に圧倒される@東京国立博物館

まださほど暑くなっていなかった5月、特別展「茶の湯」を目的に訪れた上野の東京国立博物館。この日は別の用件が入ってしまい、博物館に着いたのは閉館まで2時間強という時間だった。

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特別展会場は敷地奥の平成館。ここに入るのは初めてのような気もする。展覧会の性質か和装の人も少なくない。

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 見知らぬ人と感想を述べ合ってしまう展覧会

茶の湯」では室町時代から江戸時代を中心に近代までの茶器が展示されており、メインは侘茶の誕生から千利休による侘茶の完成だろう。千利休登場までの流れと、千利休以後の展開といったストーリーのように見受けられる。

通常の展覧会であれば1点でも集客できるレベルの茶器がこれでもかと並ぶ。それぞれをじっくり観察してまわると見終わるころには疲労困憊である。それでもほとんどの観覧客は詳細に茶器を観ている。小さな資料が大半のため、少し人だかりができると隣の人と近づいて観ざるを得ないが、見知らぬ人と目の前の資料を前に一言の感想を述べ合う稀有な状況に落とし込まれるのもこの展覧会ならではかもしれない。

 

信長の野望」ファンはその世界の一端に触れることができる

私が茶器の存在を知ったのは、中学生の時にプレイした「信長の野望 武将風雲録」だった(1990年発売)。戦国期を舞台にした有名SLGの4作目で、当時、PC-8801を持っていた友人の家に上がり込んで遊んでいた。

武将風雲録」では、配下武将の忠誠心の上昇や茶会の開催に茶器が用いられるというシステムとなっていた。戦争を前面に押し出した戦国期のゲームに登場した茶器は新鮮で、限られた数しかない茶器のコレクションに腐心したことも思い出す。

茶の湯」で何十点もの戦国期の茶器に囲まれると「信長の野望」の一部を仮想体験しているような気になる。戦国期の城館跡に立つのとはまた違った体験である。これだけの茶器が集まる展覧会はこの先数十年は開催されないだろうから、「信長の野望」ファンはこの展覧会で茶器システムの一端に触れるべきだと思う。

なお「武将風雲録」に登場した茶器の一部は「茶の湯」に展示されている。

 

予習は『へうげもの』で

この展覧会の中核をなす侘茶の誕生から完成は、古田織部を主人公とする『へうげもの』(山田芳裕著)の舞台そのものである。『へうげもの』は史実をベースにしたフィクションであるが、戦国武将の茶器への視点や、茶の流れと茶器の変遷がこれほどわかりやすい作品はないように思う。

今回、展覧会を観る前に『へうげもの』を読んでいったのだが、展覧会のストーリーを瞬時に把握できた。「茶の湯」は6月4日までの会期だが、可能であれば観る前に『へうげもの』(特に5巻あたりまで)で予習することを強くおすすめする。

ミュージアムショップで『へうげもの』を販売してもいいように思うが……。

 

特別展「茶の湯

12世紀頃、中国で学んだ禅僧によってもたらされた宋時代の新しい喫茶法は、次第に禅宗寺院や武家など日本の高貴な人々の間で浸透していきました。彼らは中国の美術品である「唐物」を用いて茶を喫すること、また室内を飾ることでステイタスを示します。その後、16世紀(安土桃山時代)になると、唐物に加えて、日常に使われているもののなかから自分の好みに合った道具をとりあわせる「侘茶」が千利休により大成されて、茶の湯は天下人から大名、町衆へより広く普及していきました。このように、日本において茶を喫するという行為は長い年月をかけて発展し、固有の文化にまで高められてきたのです。

本展覧会は、おもに室町時代から近代まで、「茶の湯」の美術の変遷を大規模に展観するものです。「茶の湯」をテーマにこれほどの名品が一堂に会する展覧会は、昭和55年(1980)に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、実に37年ぶりとなります。
各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋をご覧ください。

会期:2017年4月11日(火) ~6月4日(日)

会場:東京国立博物館 平成館

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考古展示室では埴輪の造形美を観ることができる

茶の湯」の会場を出た1階の大きなソファでは多くの人が休憩している。その付近にある考古展示室に入る人は残念ながら多くはないが、ここでは造形美にすぐれた、人物、家、鶏、馬などの埴輪を観ることができる。

これらの埴輪は、5〜6世紀を中心に制作されたものだろうが、この時期の人物の服装や髪型をビジュアルで理解できる限られた資料である。平たく結わえられた髪、前綴じの服、玉を連ねた首飾り、いれずみと思われる表現、頬を覆う兜。

古代〜中世の絵画資料に表現される人物との違いは、人物を彩る服装や髪型がそれぞれの社会の規範によることを示しているのだろう。

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科研費(奨励研究)にはもう手が届く気がしない

今年(2017年)も採択されなかった科研費(奨励研究)の審査結果が届いた。そろそろ届く頃だろうとは思っていたが、審査結果を見ても結果が変わる訳でもないのでさほど気にも留めていなかった。

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郵便受から縦長のハガキを取り出し、三方を切り取って中を開くとCとあった。評価段階では最低である。昨年はBだったので、さらに評価が低かったことになる。科研費はここ何年も採択されていないが、さすがにCは初めてだ。

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順位の低さに落ち込むのを通り越して、郵便受けの前でしばらく考え込んでしまった。自分の今の研究テーマと手法は何かが間違っているのかもしれない、と。

 

そこまでいかなくとも、私が研究の内容や意義を日本学術振興会や委員に伝えられないのは間違いない。少なくとも科研費にはもう手が届く気がしない。

下北沢はやっぱりカレーの街だった@路地裏カリィ侍.

下北沢で打ち合わせがあったその日の夕食はカレーと決めていた。先日、下北沢のポニピリカで食べたスープカレーに心(舌?)を打たれて、それ以来、私の中では下北沢=カレーの街になってしまったのである。

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ポニピリカで食べたカレーでどれだけ満たされたかを友人に語っていると「こっちもどう?」と紹介してもらったのが路地裏カリィ侍.である。

平日21:00前に訪れても店内は満席でしばらく待つことになったが、早い時間だと並ぶ必要があったかもしれない。遅く来てよかった。

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メニューにあるオススメは「チキンと一日分の野菜20品目」だが、20品目も食べられそうにないため、野菜13品目の「チキンと野菜」をオーダー。

待つ間に他の人の注文に耳をそばだて、壁に掲げられた黒板の文字を読み、なんとなくメニューのシステムを理解する。「侍.まつり」という3〜4品目を自由に組み合わせてトッピングできるメニューを頼むのが基本のようだ。

 

そうこうしているうちに到着したボウルとプレート。

まず、スープカレーなのに高さのある盛り付けに目を引かれる。チキンはモモ1つ、野菜はぎっしり。これは写真を撮りたくなるビジュアルだ。

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トマトの酸味があるスープはかなり好みの味。ブロッコリーや人参の茹で具合も絶妙。チキンとともに高さを演出している素揚げ(薄い衣があったかも)のごぼうは、甘めにしっかり味付けされている。このごぼうがいい。ごぼうだけ追加トッピングしたいくらいだ。(次回は必ずそうする)

夜まで打ち合わせが続いてかなり空腹だったはずなのに、180gの標準量のライスを食べきるのに苦労した。それだけ野菜たっぷりということだろう。歯応えもあるし。

 

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カレーのおいしい街は、いい。

 

路地裏カリィ侍.下北沢店 | 札幌路地裏スープカリィ侍.| SAMURAI

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なんとか拾われた論文が新聞記者の目に留まった話

昨年末(2016年12月)、投稿論文があっさりリジェクトされた。その時の落ち込みようは半端なかった。年末年始を挟んで冷静になり、論文をリライトして別の雑誌に投稿したのが2月。

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その論文を掲載した雑誌が4月中旬に刊行された。この雑誌に査読はなく、編集に関わる人たちで掲載/不掲載を判断するため掲載までの期間は短い(紀要に近い)。当初投稿した雑誌に受理されていたとしても、まだ掲載はされていないだろう。

 

先日、この論文を読んだという某新聞東京本社の記者から電話がかかってきた。全国紙に取材を受けることなどないので少々驚いた。

記者は、私の知人の大学教員から論文を紹介されて(私は知人に抜刷を送っていた)読んだとのこと。論文の内容はローカルな資料を取り上げて分析したものだが、記者に言わせれば、分析の結果は他地域に普遍化されるものかもしれないという。さらに、数か所で今まさに起こっている課題の解決に資する可能性もある、と。そのため、資料を提示して検討結果を積み上げているのは非常に重要だ、と褒めてもらった。

 

正直なところ、私の研究は現代社会に直接影響を与えるものではないと思っている。個人的な関心から立ち上がっているものでしかない。それが新聞記者を通して目の前の課題にリンクすることになるとは。

 

それにしても、論文を読んだうえで内容をその先に結び付けられる記者がいるのは、さすが全国紙の東京本社だと思った。

近いうちに記事にしたいとのことなので、掲載日を楽しみに待ちたい。

7世紀の永納山城を歩き、『夕凪の街 桜の国』を読み、くらしとごはんリクルで肉厚愛媛鯛のランチ@愛媛県西条市

7世紀に築かれた永納山城を歩く

愛媛に行く機会があったので、かねてから訪れたかった永納山城を歩いてきた。

7世紀、対馬から九州北部、瀬戸内海沿岸には朝鮮半島の技術を用いた山城(古代山城)が30基近く築かれた。築城目的は新羅・唐の侵攻への備えとされている。永納山城はそのうちのひとつである。

 

山の中腹に世田薬師という寺院があり、その近くから登山道が伸びている。新緑の木々がつくり出す影をくぐりながら山道を歩くのは気持ちいい。首筋ににじむ汗も、柔らかな風で落ちる前に乾いてしまう。この季節ならでは。

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永納山城は、山の一部を巡る城壁が確認されたことで古代山城とされた。つまり、城としての人工的な構造物を認識できるのは城壁のみということになる。

ブルーシートのかかっている箇所がその城壁にあたる。調査中なのだろうか。

城壁は尾根と尾根の間に石を積み、土を盛り上げる構造のようだ。城壁に囲まれた内側は一段下がって広場のようになっている。

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山頂が近づくと幟が見えてくる。「城(戦国期?)」のイメージだろうか。初めて登山する人間にとっては目標として分かりやすい。

山頂からは西方に瀬戸内海を見渡すことができる。奥に見えるのは香川県

冒頭の登り口から山頂までは20分ほど。軽いハイキング程度だ。

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古い遺跡の整備にこそデザイン的な視点の導入を 

永納山は風化した花崗岩のため、足元の一部は滑りやすくなっており現状では登山者を選ぶ。しかし、登山者に配慮して舗装などしてしまうのは筋違いだろう。現状が7世紀の景観と異なるとはいえ、近代的な構造物が目立ってしまえば訪れた人は興醒めしてしまうし、写真映えもしない。登山ではなく、過去の城の見学を目的とするため訪れる人は過度な整備を望まないはずだ。

サインも含めて、登山者の安全を考慮しながらどう整備するかは難しい課題だが、こうしたケースにこそデザイン的な視点が導入されるべきだろう。

 

 

くらしとごはんリクルで『夕凪の街 桜の国』を読み切る

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永納山を降りた後、空腹に我慢ができなくなって車を走らせた先は、くらしとごはんリクル。

南に設けられた大きな窓からは西日本で一番高い石鎚山(1982m)が正面に見える。

ランチは肉、魚、豆腐から選択可能。迷わず魚をオーダーする。

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料理を待つ間に本棚に向かうと、まず『この世界の片隅に』3巻に目が留まり、直後に『夕凪の街 桜の国』に気づいた。『この世界の片隅に』の作者、こうの史代氏による戦後の広島を描いた作品である。

数ページめくるとすぐに没入してしまい、ランチが到着した時には半分に到達していた。残りは食後に読み切り、さらにもう一度読んでしまった。

夕凪の街」は終戦まもない時期の広島を舞台とし、「桜の国」は現代(現在より少し前か)を描く物語で両者は深く関連する。原爆投下の場面は登場しないが、原爆の影響が現代にまで続くことを意識させる巧みな構成となっている。全体を読み終えるまでさほど時間はかからないが、おそらく誰でも一度は読み返してしまうだろう。

映画版この世界の片隅に』にのめり込んだ人は(私がそうだが)、『夕凪の街 桜の国』もぜひ手に取って欲しい。

 

肉厚の愛媛鯛、ダシの効いた味噌汁で満たされる

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夕凪の街 桜の国』を読んでいるうちに到着した料理。

まず肉厚の愛媛鯛に見た目で驚く。その厚さは箸を入れた指を通して、さらに運んだ口を通して実感される。白味噌ソースで味付けされたこの愛媛鯛だけでも、この日リクルに来た甲斐があった。

左手前の食前酒(といっても苺のコンポートに炭酸を足したもの)や、鮮やかな野菜のきんぴら(?)、自家製ドレッシングなどももちろんいい。麦味噌(愛媛ではオーソドックス)の味噌汁はダシが効いていて、こちらもかなり好み。

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 くらしとごはんリクル FBページ

 

この日の数時間で、ゴールデンウィークらしいことをすべて叶えられた気がする。