40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

2016-05-10から1日間の記事一覧

遺構とモニュメントの関係性を考える『「戦跡」の戦後史』(福間良明著)

本書は、広島、沖縄、知覧の3か所の比較を通して「戦跡」を考えるという内容です。戦跡を「遺構」と「モニュメント」に分け、「アウラ」の概念を用いながらその相違や関係性の変化を分析しています。以下、「序章」のアウラを取り上げた箇所を引用します。 …