ちょうど1週間前、論文を書き上げて桜餅を食べていました。その論文を知人の大学教員に見てもらい、早々に返事をいただいたのです。
メールで届いたのは、送った原稿に赤ペンでびっしりとコメントの付いたPDFでした。
読んでいくと厳しいコメントも所々に見えます。考えがぶれているところや、あいまいな表現については容赦ないダメ出しが。徐々に赤い文字を読むのがつらくなってきます。
コメントを受けて、少し冷静に自分の原稿を眺めてみると、指摘の9割はもっともなことだと頷けます。(残りの1割は抵抗したいです)
自分の学生でもない人間の論文を添削するのは、知人にとっては仕事でもなんでもなく、時間と労力の無駄です。それにも関わらず、ここまで丁寧に意見をいただけたことには素直に感謝しています。
メールの最後に、「修正できるのなら公表に値する論文である」とあったので胸をなでおろしてはいます。修正にあたり、もう少し資料を集めて分析する必要もあるので、やや時間を置いてから論文の完成にもっていきたいと思います。
完成時に食べたいのは、柏餅です。