昨日、紅葉を見るために殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん 東京都国分寺市)を訪れました。
国分寺駅から徒歩3分という立地です。駅から至近距離なのはなぜ、と思いましたが、この点は、甲武鉄道(現JR中央本線)国分寺駅開業(明治22年)後に別荘地の庭園として整備された(大正2〜4年)ことと関連するのでしょうか。
前々日に降った雪が日陰にまだ残っていました。紅葉と雪という滅多にない光景に出合えて少し得した気分に。
紅葉シーズンの土曜日でしたが、都心の庭園や観光地に比べれば人も多くはなく、撮影しながらゆっくり散策できます。
紅葉のピークは少し先のようにも思えるので、来週あたりまでは紅葉を楽しめると思います。
紅葉を十分堪能した後、国分寺駅から西に1駅の西国分寺駅に向かいます。目的は西国分寺駅前のクルミドコーヒー。
大きな木の中にいるような店内には、ファンタジー好きならワクワクする仕掛けがたくさん配されています。大きな壁掛け時計、実験室のような地下室・・・。
オーダーしたのは里芋と肉味噌のサンド。くるみの入ったマフィンはここならでは。パテ状になった里芋は濃厚で、しっかり味付けされた肉味噌が合います。
ちなみに、11:30までだとマグカップ入りのコーヒーを500円で提供してもらえます。
一人でのんびり考えごとをするにも、家族で絵本を読みながら談笑するにも、最適のカフェです。このあたりは、お店をつくった影山知明さんの本『ゆっくり、いそげ〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜』と繋がっているように感じます。
本のタイトルで引っ掛かった方は、とりあえずクルミドコーヒーで1杯のコーヒーをいただいてみてはいかがでしょうか。
殿ヶ谷戸庭園・クルミドコーヒーは、国分寺休日充実コース。新緑の季節になれば再訪したいと思います。