40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

科研費(奨励研究)にはもう手が届く気がしない

今年(2017年)も採択されなかった科研費(奨励研究)の審査結果が届いた。そろそろ届く頃だろうとは思っていたが、審査結果を見ても結果が変わる訳でもないのでさほど気にも留めていなかった。

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郵便受から縦長のハガキを取り出し、三方を切り取って中を開くとCとあった。評価段階では最低である。昨年はBだったので、さらに評価が低かったことになる。科研費はここ何年も採択されていないが、さすがにCは初めてだ。

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順位の低さに落ち込むのを通り越して、郵便受けの前でしばらく考え込んでしまった。自分の今の研究テーマと手法は何かが間違っているのかもしれない、と。

 

そこまでいかなくとも、私が研究の内容や意義を日本学術振興会や委員に伝えられないのは間違いない。少なくとも科研費にはもう手が届く気がしない。