40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

沙弥島の作品を巡る夕方散策旅【瀬戸内国際芸術祭2016】

香川での仕事の帰り、沙弥島(しゃみじま 香川県坂出市)で瀬戸内国際芸術祭2016の作品を巡ってきました。

沙弥島は、1970年代の埋め立てで陸続きになっており(厳密には島ではない)、坂出市内からバスや車で行くことができます。

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駐車場に車を停めて海岸沿いを歩きます。島の中は、徒歩のみです。

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海沿いに建つ東山魁夷せとうち美術館は、谷口吉生氏による設計。今回は立ち寄りませんでしたが、海を一望できるラウンジではコーヒーや抹茶をいただくことができます。

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案内所では、島散策用のマップやパンフレットなどが充実。

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案内所を過ぎると、前回(2013年)から設置されている「階層・地層・層」(ターニャ・プレミンガー)が見えてきます。芝生が根付いてきて緑が増しているような気が。訪れた時間は作品上で世田谷シルクが上演中でした。多くの観客。

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漁船が並ぶ風景。 

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沙弥島海水浴場には、前回よりもスケールアップした「そらあみ<島巡り>」。

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 正面に見えるのは、秋会期の舞台である高見島です。

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何気なく干している網は、沙弥島が漁業の集落であることを教えてくれます。こういった風景が瀬戸内国際芸術祭の楽しみのひとつです。

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小さな尾根を越えて先に進みます。

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旧沙弥小・中学校には5作品がありますが、時間外で中に入れませんでした。鑑賞可能時間は9:30〜17:00です。

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沙弥島と言えばナカンダ浜。シンボルのエノキは大人気で、多くの人が撮影に勤しんでいます。

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島の中は巡り終えたので、駐車場まで戻り、隣接する瀬戸大橋記念公園に入ります。瀬戸大橋が開通した1988年、大々的に開催された瀬戸大橋架橋記念博覧会の跡地だそうです。現在は子供が遊べる公園になっています。

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公園の先にあるのが「八人九脚」(藤本修三)。前回はナカンダ浜に設置されていた作品です。

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沙弥島は、作品をゆっくり鑑賞してもても2時間程度で回ることができます。砂浜や波に触れながらの軽い散策にちょうどいい島と言えるでしょう。

かくいう私も、詰め込んでいる仕事の隙間の涼しい夕方に歩いて軽くリフレッシュできました。

なお、瀬戸内国際芸術祭2016の春会期は明日(4月17日)までです。

 

沙弥島には、瀬戸内国際芸術祭に合わせてカフェや弁当販売などがありますが、通常の飲食店はありません。

車で訪れるなら、島から10分程度の坂出北IC近くにある、やなぎ屋でさぬきうどんを食べるのがおすすめです。太めのしっかりとした麺を味わうことができます。

tabelog.com

 

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