40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

成果を公表しなければ研究テーマは理解されない。

f:id:knada:20160219185249j:plain

人づてに学会での研究発表の依頼を受けましたが、その内容を聞いて依頼を受けるか少し考えてしまいました。

 

現在の私の研究テーマを分けると次のようになっています。

A 現在、関心のあるテーマ。どちらかと言えば大学以来の専門分野。

B 現在、関心あるテーマだが、これまでとは異なる専門分野。

C 大学以来の専門分野で、これまで研究を続けてきたテーマ。しかし、行き詰まりを感じている。

 

先月のエントリで触れましたが、研究テーマのA、Bどちらを進めるかで迷っています。Cはこれまでは得意とするテーマ、と周囲にも言ってきたのですが、この研究を進めても先が見えるような気にならず、この数年、このテーマの研究を続けるべきか悩んでいました。そこで昨年見つけたのが、A、Bのテーマだったのです。大学院進学を考えたのも、このテーマを見つけたからです。

knada.hatenablog.com

 

しかし、研究発表の依頼はCだったのです。それもそのはず、A、Bのテーマではまだ成果を公表しておらず、外から見れば私の研究=Cだからです。依頼の内容を聞いた瞬間、今さらCの研究をするのもどうだろう、その時間があれば関心のある研究ができるのでは、と思ってしまいました。

とはいえ、必要とされるのはありがたいことなので、今回の依頼を受けることにしました。今までの研究ではそれなりに結果を出しているつもりなので、このテーマであれば他の発表者と渡り合えるという自負もあります。

 

一方で、A、Bのテーマで早く成果を表に出して、私の研究テーマがシフトしたことを対外的に示す必要性を強く感じたのです。