2017年最後の日なので、今年訪れた展覧会のうち個人的なベスト3を。
私は岡山在住ということもあり、中四国、近畿の展覧会を観る機会が多いので、どうしてもその中から選ぶことになってしまうが。
「志賀理江子 ブラインドデート」@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
迷うことなくベスト1は「志賀理江子 ブラインドデート」。
写真を組み込んだインスタレーションにも驚かされたが、それ以上に壁面に書かれたテキストに衝撃を受けた。一度鑑賞した数週間後、テキストを読むためだけに再度、丸亀まで行った。
本当に観てよかった。
「茶の湯」@東京国立博物館
大規模展覧会だけに展示されているのはなかなか見られないものばかりだった。さすが東博。
同じ時に同じ場で見比べることに意味があることを、これでもかというほど感じさせられた。
「CROSS ROAD 2」@アートベース百島ほか
尾道の沖にある、百島という島のアートスペースで観た石内 都の写真に釘付けになった。
なめらかというざらざらというか言葉での表現が非常に難しいが、とにかく静物の質感に惹き込まれる。
現在、横浜美術館で開催中の「石内 都 肌理と写真」には1月中に行く予定である。楽しみ。
ちなみに、2016年のベスト3はこちら