独り身の40代大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

大学院に合格したが、得体の知れない何かに身体を絞られているような感覚が続いている

大学院(博士後期課程)に合格した。4月から約20年ぶりに大学に通うことになる。

半年前に想像していたのは、3月はやる気に満ち溢れて、研究へのモチベーションも高い状態が続く自分の姿。しかし、現実はまったく違っていた。

得体の知れない何かに、内蔵から手足の先までを、雑巾かペーパータオルのようにきつく絞られているような感覚になっているのだ。

 

2月の終わりに受けた院試、ペーパー試験はともかく、面接はさんざんな結果だった。

私の専門に近い3人が面接官である。3人から順に質問を受けたのだが、結局のところ、これまでの研究実績の8割を否定されてしまった。

1人目の質問が終わるころには不合格を確信した。

 

院試を終えて梅田に向かう帰りの電車では、もう研究をやめるしかないな、という思いになっていた。大学院不合格よりも、これまで書いてきた論文のほとんどが評価されていなかった点が堪えた。

 

それから10日ほどの間、新たな論文を書いて別の大学院を受けよう、とたまに思うなどしたが、それも長くは続かず、ほぼ打ちひしがれた状態で過ごしていた。

合格発表の日、ネットで確認できることは分かっていたも、それを見る気にはなれず。たまたま午後からの出勤だった翌日、午前中を自宅で過ごしていると書留が届いた。手渡された封筒の厚さで合格したことが分かった。

 

ほぼダメ出しをされた場で研究をしなければならないという現実が急に襲ってきた。

自分にそれが務まるのか?博士論文にまでたどり着くことなどできるのか?

格通知を受け取ってから一日以上経ったが、身体が絞られるような感覚がずっと続いている。