下北沢で打ち合わせがあったその日の夕食はカレーと決めていた。先日、下北沢のポニピリカで食べたスープカレーに心(舌?)を打たれて、それ以来、私の中では下北沢=カレーの街になってしまったのである。
ポニピリカで食べたカレーでどれだけ満たされたかを友人に語っていると「こっちもどう?」と紹介してもらったのが路地裏カリィ侍.である。
平日21:00前に訪れても店内は満席でしばらく待つことになったが、早い時間だと並ぶ必要があったかもしれない。遅く来てよかった。
メニューにあるオススメは「チキンと一日分の野菜20品目」だが、20品目も食べられそうにないため、野菜13品目の「チキンと野菜」をオーダー。
待つ間に他の人の注文に耳をそばだて、壁に掲げられた黒板の文字を読み、なんとなくメニューのシステムを理解する。「侍.まつり」という3〜4品目を自由に組み合わせてトッピングできるメニューを頼むのが基本のようだ。
そうこうしているうちに到着したボウルとプレート。
まず、スープカレーなのに高さのある盛り付けに目を引かれる。チキンはモモ1つ、野菜はぎっしり。これは写真を撮りたくなるビジュアルだ。
トマトの酸味があるスープはかなり好みの味。ブロッコリーや人参の茹で具合も絶妙。チキンとともに高さを演出している素揚げ(薄い衣があったかも)のごぼうは、甘めにしっかり味付けされている。このごぼうがいい。ごぼうだけ追加トッピングしたいくらいだ。(次回は必ずそうする)
夜まで打ち合わせが続いてかなり空腹だったはずなのに、180gの標準量のライスを食べきるのに苦労した。それだけ野菜たっぷりということだろう。歯応えもあるし。
カレーのおいしい街は、いい。
路地裏カリィ侍.下北沢店 | 札幌路地裏スープカリィ侍.| SAMURAI