40代社会人大学院生、博士を目指す。

岡山を拠点とする年齢的にも経済的にも余裕のない社会人が、少しでも研究実績を積み上げようとあがいています。

別居中の子どもと久しぶりに過ごす。そして気づく自分の親心。

f:id:knada:20160107201502j:plain

別居している子どもと一緒に過ごしました。

海岸で変わった色や形の石を拾い、街なかを歩いて、ミスドでドーナツを食べる。それだけです。それだけですが、もちろん楽しい時間でした。

面会を制限されている訳ではないので、子どもに会おうと思えば頻繁に会えなくもないのですが、住んでいる場所が離れていることもあって、会うには互いの時間が必要なのです。

 

街なかを歩いていると、店舗や古い家の玄関に飾ってある、しめ飾りの形が異なることに子どもが気づきました。それからは、子どもとしめ飾りを探しながら、あんな形があるこんな形があると言いながら歩くことに。

小学生とはいえ、なぜ異なる形のしめ飾りがあるのか、その背景を自分なりに考えようとしています。私は子どもの意識の外にあるような可能性を示唆します。それを受けて子どもは独り言を言いながら別の背景を探っています。

 

たくさん事例を集めて比較して、その結果の因果関係を探る。私が40歳になって取り組んでいる研究と基本的な方法は変わりません。

子どものこういった点はなるべく伸ばしてやりたいと思うのが親心です。普段一緒に居られないので、こんなときしか後押しできませんが……。