東京には地方にないモノが集まっています。立場によってモノは変われど、モノが集中していることには賛同してもらえると思います。
そのため、私のような地方に居る人間は、東京に行かなければならない局面があるのです。
近年、料金が高騰し続けている都市部のホテル。都心でビジネスホテルに泊まろうと思っても躊躇するような金額になっています。
そこでよく利用するのが宿泊料金の安いゲストハウスです。仕事はともかく、個人的な研究活動で利用するのには十分すぎるくらいです。大学などに所属している訳ではないので、研究にかかる費用はあくまで自分の財布から出します。そのため、宿泊費はできる限り抑えたいのです。
また、ゲストハウスにはさまざまな人が宿泊しており、宿泊者同士での交流も楽しみのひとつです。
東京では主に3つのゲストハウスを使い分けています。
Nui.
まずは蔵前にあるNui.。有名です。
駅から少し南に歩くと、夜でも窓の大きな1Fの明るいバーが目立ちます。空間も調度品もおしゃれで、値段以上の満足感が得られます。バーには宿泊者以外の人も多くいるので、お酒を飲みながらいろんな人と会話することもできます。バーという場をものにしながら話しかける少しの勇気は必要ですが。
宿泊者専用の広いラウンジもあり、こちらでは落ち着いて作業もできます。シャワールームも広々としています。
レトロメトロバックパッカーズ
浅草のレトロメトロバックパッカーズは、Nui.とはいい意味で真逆です。
1Fのリビングで過ごしていると、宿泊者同士が親密にならざるを得ない雰囲気になります。部屋の大きさや、ソファの配置、出入りする人との距離感などがその理由でしょうか。夜をアットホームな感じで過ごすことができます。
人恋しい時や、見ず知らずの人にしか言えないことを話したい時におすすめです。
品川宿
ゲストハウスが多く立地しているのは浅草周辺ですが、西日本から新幹線を利用する場合には少し考えてしまいます。
そう考えたときは品川宿。駅からはやや歩きますが、それでも品川という立地は東海道新幹線利用者には魅力的です。
また、個室も数室あり、ゲストハウス泊だけどプラベートも確保したい、という場合にも使えます。金額は他のゲストハウスに比べると若干高めです。
来週、東京に数日間滞在します。目的は国立国会図書館のおびただしい数の蔵書です。調べ物のためには定期的に国会図書館へ出向いていかなければならないのです。
ちなみに今回の宿泊予定は、品川宿です。
2016年1月16日 追記